処方箋とは、医師が患者さまの病気の治療に必要な薬と量、飲み方が記載された薬局で薬を受け取るのに必要な書類です。
薬剤師は処方せんの内容が適正であるか確認した後、調剤します。
医師と薬剤師というそれぞれの分野の専門家が、患者さまをサポートすること、それが「医薬分業」と呼ばれる日本の医療の仕組みです。
都道府県に届出をして保険指定を受けている薬局なら、全国どの医療機関の処方せんでも受付しています。
ただし、在庫の関係でお時間を頂く場合もございます、ご了承下さい。
いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳のことです。複数の医療機関の受診時や、引っ越しをした時など「おくすり手帳」を見せるだけであなたの薬をわかってもらえます。
・旅行する時 ・薬局で薬を購入する時 ・休日当番医や救急病院を受診する時・引っ越して新しい医療機関を受診する時 ・災害にあった時
旅行先で病気になった時や災害時に避難した時、救急の時などおくすり手帳があればあなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。
ご家族にも、あなたがおくすり手帳を持っていることを知らせておきましょう。
飲んでいるすべての薬を「一冊で」記録することが大切です。病院ごとや薬局ごとに別々のおくすり手帳を作らないようにしましょう。
保険証などと一緒にいつでも一冊だけお使い下さい。ページが全て埋まれば新しい手帳を差し上げます。
医薬品メーカーが最初に開発・発売した医薬品。
特許期間中<20~25年>は独占して製造、販売する権利を持ちます。
特許期間が過ぎ、同じ成分の薬を開発・発売した会社以外で製造した医薬品。
先発医薬品と比べて、15年〜20年の開発期間や、数百億円とも言われる開発費用が少なく済むため、価格を安くできます。
各国の使用率をみると日本の使用率は低い水準にあり、後発品を普及させることで患者負担の軽減と医療保険財政の改善に役立つとの考えを基に、積極的に後発品使用促進の施策に取り組んでいます。
①2017年9月に70%以上
②2018年から2020年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上
同じ点:先発医薬品と同じ有効成分を使っています。
違う点:色、形、有効成分以外の「添加物」が異なる場合があります。
製剤に含まれる有効成分以外の物質。製剤化を容易にする、品質の安定化を図る、有効性を高めるなどの目的で、ほとんどすべての医薬品に添加されている。製剤の投与量において薬理作用を示さず、無害でなければならないが、アレルギーなどの有害反応を引き起こすことがあるので、注意が必要です。
★ 添加物は、有効成分の効き目、安全性に影響を与えないと認められた物質が使用されています。
お薬の種類によって、節約効果は大きく異なります。
・長期間のまなくてはいけないお薬 ・高いお薬 ・多くの薬を服用 ・医療費の自己負担額が3割
・短期間の服用で済むお薬 ・安いお薬 ・のむ種類が少ない ・医療費の自己負担額 1割、2割