前回に引き続いて水虫について説明していきます。
白癬菌の増殖を促す要因としては、次のようなことがあげられます。
- 高温・多湿な環境(梅雨、夏場など)
- 足の指の間隔が狭く、蒸れやすい
- 小さな傷がある
- 皮膚のバリア機能が低下している
- 長靴やブーツ、分厚い靴下などを長時間履く
また、同居している人が水虫になっていたり、ジムやプール、温泉など多くの人が裸足で歩く場所に行くことが多かったりすると、感染のリスクも高まります。
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次の部位を中心に、足をこまめにチェックすることが大切です。
足の指の間
最もできやすい部位です。指の間を広げて細かくチェックしましょう。
足裏、足のフチ、指の付け根
最初に小さな水ぶくれができることが多いものの、目立ちにくくかゆみがあるとは限りません。
見過ごすことで悪化につながるので注意します。
かかと
かゆみや水虫らしい症状はありませんが、粉をふいたようにガサガサな状態になっているときは要注意です。
今はのみ薬や塗り薬など様々な薬が出てきています。悪化を防ぐためにも、早めの治療が大切です。
次回は、治るまで非常に時間がかかる「爪水虫」について説明していきます。