ご利用者様との会話(お盆編)

8月に入り、ある利用者様のお宅へ訪問した時、お施餓鬼のご案内が届いていたことをきっかけに、昔の盆踊りの話に花が咲きました。『昔はここら辺も賑わっていて、盆踊りの日はあちこちから知人があつまり、盆踊りの日は皆にごちそうを振舞っていたのよ。』と懐かしそうに話してくれました。

そんな話を聞きながら、私も幼い頃、毎年8月16日に催される盆踊りと花火大会🎇を心待ちにしていたことを思い出しました。私の住む地域では盆踊りと花火以外に、海に精霊を流し先祖の供養を行っています。(現在は、花火大会はありませんが・・)

そんなノスタルジーに浸りながら、ふと、延岡市で盆踊りと言えば『新・ばんば踊り』なんだけど、門川町や日向市はどうなんだろう⁇とたわいのない疑問が湧いてきたので、ちょっと調べてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お隣の門川町は『新・新ばんば踊り(門川ばんば)』や、『庵川ばんば』というものがあるようです。『新・新ばんば』は『新・ばんば踊り』と同じ曲なんですが、『新・ばんば踊り』とは違い、身体を前後に大きく移動させ手拍子を交えながら踊る躍動感のある踊りです。

私も挑戦した事があるのですが、踊った後は汗と息切れが大変な状態になりました💦

日向市出身の職員に「日向の盆踊りってなに?」と聞いたところ、ひょっとこ、おかめ、きつね🦊のお面をつけて踊る『ひょっとこ踊り』と教えてくれました。

私も「ひょっとこ踊り」はテレビ等のメディアで、そのユニークな踊りが取り上げられる事もあり、知ってはいたのですが、これが盆踊りであることを初めて知りました。日向市は他にも、美々津別府地区に、無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されている『別府の供養盆踊り』という踊りもあるそうです。踊りは軽快な曲に合わせ、体全体を大きく使い、動きは大きいのですが、何か優しさを感じる踊りでした。

 

今回、色々な記事や動画を見ながら盆踊りを調べたのですが、それを進める中で、先人達が色々な思いを持って大切に守り伝承してきた事や、受け継いだ者達がそれをまた次の世代に継ぐための工夫をしている事の尊さを感じました。

 

8月も中旬に入りましたが、まだまだ暑い日が続きます🍨。熱中症にならない様に十分な休養と水分、栄養を取りながら、この夏を乗り切りましょう!!

(藤波)

 

投稿者: 介護事業部