ソーシャル・ディスタンシング(ディスタンス)とは?

こんにちは。薬局事業部 石橋です。

現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。

日本だけでなく、世界中で多くの人々が感染し、多数の尊い命が失われています。

感染拡大が続く中「ソーシャル・ディスタンシング(ディスタンス)という言葉が注目され、よく耳にするようになりました。

「ソーシャル・ディスタンシングとは?」

直訳すると社会的距離という意味です。

感染症の拡大を避けるため、人混みを避けたり自宅にとどまったりして、人との距離を取ることを指しています。

世界的に感染が拡大している中で、個人が実行できる対策として、世界的に注目されています。

では、どれくらい距離を取れば良いのでしょう?

一般的にしぶき(飛沫(ひまつ):くしゃみ、咳、つば、など・・・)は2~3メートルほど飛ぶとされています。

距離に関しては、一般的にお互いに手を伸ばしたら届く距離、つまり少なくとも2メートルが目安とされています。

そのためには、人との距離が密になってしまうような場所や状況を避けることが重要です。

具体的にはどのような事に注意すると良いのでしょう?

日本政府は「3密」を避けてくださいと言い続けています。
もちろん「3密」と思われる空間を避けることは感染拡大防止のためにはとても大切なことです。

では、日常生活の中で気をつけることはどんなことでしょう?

最近になり、スーパーなどのレジに並ぶ際も前の人ときちんと距離を取りましょうとアナウンスされるようになりました。
また、飲食店などでは隣同士で話すことを避けることや、真正面に座る場合は十分な距離を取るなど、様々な場面で人との距離を取ることが大切とされています。
しかし、2メートルあけたら絶対に感染しない、大丈夫と過信し、手洗いやうがいを行わないなど油断してはいけません。
しぶき(飛沫)は2メートル以上飛ぶことも十分あり得るのです。

飛沫感染防止についての意識が高まることは良いことですが、外出先では眼、鼻、口を手で触らない。外出先から帰宅後は、正しい手洗いを行いうがいもきちんと行うなど、基本的な感染予防策の徹底は続けていきましょう。