『冬の脱水症に気を付けて!!』

こんにちは、ふくろうケアプランセンターの峯﨑です。

初めてのブログなので、緊張の中で何を書こうかなと思い悩みながら、このテーマを選んでみました。

脱水症というと、多量に汗をかき喉が渇く、夏のイメージがあると思います。しかし、最近は冬場の脱水症に気を付けましょうと言う話を聞くようになりました。そこで、なぜ、汗をかきにくい冬場に、脱水症になってしまうのか原因と症状について調べてみました。

【原因として考えられるもの】

(外的要因)

  • 空気の乾燥
  • 暖房機による湿度の低下    など

(内的要因)

  • 冬は水分が体外に出ないと思っている
  • 体感温度が低いと喉の渇きを感じ難くなる
  • 体の冷えを気にして飲料を控える     など

 

【症状について】

  • 口の渇きや体のだるさ、立ちくらみ
  • 皮膚や口唇、舌の乾燥、皮膚の弾力性低下(しわに注意)
  • 微熱

この他にも、食欲低下、脱力、認知症の様な症状、血圧低下、頻脈なども出現しやすいそうです。

人は1日に2.3ℓ程の水分を体外に排出していると言われます。この水分を補うために、1日3回の食事をきちんと摂り、10時、3時、寝る前には体を温める飲み物を飲むなど、日頃からこまめな水分補給に気を付けた生活を送ることが、予防の第一歩となります。
高齢者の方(高齢者だけとは限らない)に水分補給の話をすると、「夜寝る前に水を飲むと、夜中にトイレの回数が増えるから飲まない」という方が非常に多いのですが、実際は飲水してから尿が体外に排出されるまで約6時間位かかると言われています。これをもとに考えると、寝る前の飲水が夜中の排尿に直結しているとは限らないという事になります。就寝前の飲水は、脱水症に限らず、脳梗塞などの予防にもなります。

最後に、水分を摂ることは免疫力を高める事に大きく関わっています。これからも、こまめな水分補給で、脱水症予防、新型コロナウィルス感染症予防、脳梗塞などの病気の予防をしていきましょう。

 

投稿者: 介護事業部